会長挨拶MESSAGE
再始動(restart)
~ 日體未来応援団としての挑戦 ~
日本体育大学同窓会
会長 高田 佳朗
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、長らく停滞していた社会生活や様々な活動が、再び動き始めることができました。その間、知恵を出し合い工夫しながら同窓会の活動を支えていただいた皆様に心から敬意を表しますとともに厚く御礼申し上げます。
さて、日本体育大学同窓会は「親睦」「研鑽」「母校発展への寄与」を目的として設立され、法人・大学、保護者をはじめ関係の皆様のご理解・ご協力の下で、その足跡を刻んでまいりました。
わが母校日本体育大学は、「身体に纏わる文化と科学の総合大学」を目指して5学部体制へと発展を遂げ、今なお進化し続けています。一方、体育学部の卒業生を軸に組織化されてきた本会は、会員の高齢化、総会等参加者の固定化、新入会員の減少、職業の多様化など多くの課題に直面しています。
そうした大学生や卒業生を取り巻く環境変化が加速する中で、瀧澤康二元会長、塩谷和雄前会長のリーダーシップのもと、多様性を受け入れ、柔軟に対応し行くための方策を探り出し、さらなる活性化へ発展させていくために「黎明」と銘打って、3期9年間にわたり新時代への課題の解決や本会の活性化策が講じられてきました。
今年度は、「黎明」の精神を継承するとともに、再始動(restart)の年としてこれまでの取組み成果を検証し、有効な活性化策を継続するとともに、地区協議会や都道府県支部活動の充実に力を入れてまいります。とりわけ、母校の著しい進化に伴う我が同窓会の課題について、一つずつその解決に向けた取組を迅速かつ丁寧に進めてまいる所存であります。
母校愛溢れる同窓諸氏をはじめ、これまで同窓会との関わりが少なかった卒業生の皆さん、これから繋がる在校生の皆さんには、NITTAIDAIのブランド価値を永く享受・共有できるよう、ホームページや同窓会誌「日體人」等を通じて発信してまいります。全国7ブロック組織や47都道府県50支部の活動についても順次掲載してまいりますので、ご高覧いただき、従前に増して地元同窓会の活動や事業にご参画いただきますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。